孤独が人生のテーマソング

ずっと独りきりだった…

誰にも馴染めずにポツネンと独りきり
それが当たり前過ぎて、いつも悪いことだと思っていた
誰にも必要とされない存在
隣り合わせの腐れ縁
ありがとう、もうお腹いっぱいだよ
そう言っても君は離れようとしなかった
いつも願っていたこと、
それは、
友だちと何処かに遊びに行くことだった
ただそれだけで良かったから
でもそれは許されないことだった
分かったよ、それなら独りでもいい、
独りでもいいからどこかへ行きたかった
もうそれさえできればいいと思ったんだ
でも、それすらも許されなかった
そのうち心と体は蝕まれ、もう後戻りはできない状況へと押しやられていった
苦しみもがきながら、それでも生きることは諦めずに
人と同じような幸せは望まないけれど、
せめて独りでも生きていけるようになりたかった
そのうち、蝕ばんでいたものは癒えていき、新しい自分が誕生する
これからは楽しんで生きていこう!
だいぶ、自分らしく生きられるようになってきたんだから、これからは楽に生きていけるんだ!
そう信じていたし、実際楽しい時期もあった
だけど、今度は社会という大海原へ航海しなければならない、という試練が待っていた
とても怖くて苦しくて、
とてもではないけど、自分には乗りこなせそうになかった…
ああ、またか…
自己否定感の荒波がやってきた
自己肯定感なんて、そんなものだよな…
いくら頑張ってみても、この荒波の前では風前の灯火
そのうち、本当に働けなくなってしまった
もう二度と治らないのかもしれない…
そんなことを思いながら病にもがき苦しむ日々
ただ恐怖と孤独だけだった
毎日自分自身と向き合いながら、必死に生きていくことしかできない
それでも、何度目かの病の波が少し落ち着いてきた頃、それまで孤独と隣り合わせの人生だった僕に、芽生えた気持ちがあった
そうだ、友情パートナーでも良いじゃないか!
そう思った瞬間、
光が溢れ出て、扉は開かれた
よく頑張ったね!
偉いよ!
そんな拍手喝采の中でたどり着いたのは一つの扉だった…
その扉を開けると
別の新しい世界が待っていたんだ
それは夢にも思わない世界で
僕の一生分をかけてもなし得ないような光景…
それが君だった
確かにそこには君がいたんだ
それからひと月経ち、現実でも待っていた
そう、本当に君に出逢えたんだ
髪の長い君が立っていた
あの光景そのままだった…
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